古屋 廣の独り言
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其の七

悪代官とお姫様


最近の国会中継は時代劇のお姫様を取り囲んでいる悪代官その手下達の構図になっている。
お姫様も我儘で人の意見を聞かないじゃじゃ馬娘だけど、一本筋を通すので、たずなの引き具合によってはまっすぐに走ることも出来ると思う。

騒動の発端は外務省の松尾某の機密費不正からでこれを根掘り葉掘りされると今までの歴代の大臣や官僚全てが逮捕されるやも知れない危惧があり、これに特に関連があった族議員達の反発が強い。強ければ強い程、族議員達の居場所がなく窮地追い込まれる事が必至である。筋書きから行くと最後に悪代官達が切腹で一件落着。

最後になるが、政治家自身も痛みをともなうような事も考えてもらい、少しでも国民の暮し向きが良くなるような政治を真剣にやって欲しい。特に切望する。

現在の腐敗政治の基を作ったのは父、角栄氏であり、これらを娘は軌道に戻すことは当たり前の事であって決して難しいことでもない。勇気を持って罪ほろぼしの為にも頑張って下さい。


其の八

新首相に期待したい

従来の首相たちは問題外。今回は地域の党員も国民の常識の範囲に入ってきたなと思われるだけに裏切らないよう願いたい。

期待が大きいほど失望もはかりしれないことを小泉首相にも知ってもらい、小回りのきく小手先だけの政治ではなく、真に国民の為に役立つ政治を行ってもらいたい。旧族議員達も足を引っ張らないようにして活躍する場を与えてやって欲しい。小泉首相は孤独ではないことを自覚し、国民は背後より目を配り見ていることと、国民の支持がバックにあることを感じ取って、自分の真念、信条を貫き通すべきであり、国民の目線で政治を行っていって欲しい。

新首相は資質の面では十分あると思う。どんどん前向きに改革を進めていって欲しい。私が一番心配にしているところは、小泉首相はタカ派の中でもタカ派と聞いているが馬鹿なことを考えないようお願い致します。

今回の参院議員選にあたって、小泉人気が先行して焦点や内容がぼやけてしまっているが、ここで国民として冷静に立ち返り、各候補を総合的に分析して「何々党を選ぶ」という時点ではなく、人物本位で選ぶのが妥当の線だと思います。

従来のように当選してしまえば、あとは借りがないといった態度では、普段より政治に関心を持っている人でも政治からさらに遠のいてしまう。

従来だと上に立つ人はしっかりしていないので、国民側も誰でも良いと言った投げやりだったことは事実で政治家も国民もどっちもどっちであった。今後はもう少し真剣に両者は、国のことを考えて潤いある社会を特に切望する。

実際私たちは生活をしていて、社会生活でも充実感、満足感が感じ取れないことは事実で、どこに起因するかを見てみると、これもあれも政治家の貧困がなせる技、世界に誇る経済大国日本でありながら、末期症状の患者の状態であることは間違いない。

次回は「幸福になりたかったら良い顔を作れ」を連載します。ご期待を乞う!!


其の九

幸福になりたかったら良い顔を作れ

中途半端で中身のないツッパっている少年、少女の顔と一道抜けた人との顔の相違は月とスッポンである。朝起きて顔を冷たい水で入念に洗う、気合を入れると同時に運も呼ぶこと間違いなし。

次に、鏡に向かって自分の一番醜いところから直していく、換言すれば自己のウィークポイントをチャームポイントに切り替えていく努力をする。(鼻が低ければ低いなりに)具体的には暗い顔をしない。常に明るい顔を演出する。

まず、笑う練習をする。
大きな声を出して、自身の気持ちを前に引き出すこと。劣から優への脱却、声を出して自分を誉めることに(俺が一番だと)よって、自信をつける。このことを毎日反復練習をすることによって、身体全体に自信がみなぎってくる。心の巾が大きくなると、全体的に大きく見える。まず幸せになるときには、自分の顔を作ることに専念、声を出すことにも心がける。すると、幸せのほうから近づいてくる。


其の十

一番大切なとき

不況の時にはうまい話はない。苦しいときほどあせらず、頭と心と身体を休めることは一番先である。この時期に死んだつもりで勉強して、心・頭・体に栄養をつけて機会を待つ。時期がきたときには下がることなく、前に前に出ることがスタミナ不足で倒れないように力をつけておくことが肝心であり、成功への道である。

この世で一番私は財産家である。

この世の中で私ほど財産家はいないだろう。というのは、37年間の教職員生活を微力であるが勤め上げた。その間、有能な人材を育成したという事実と誇りがある。確かに生涯の中で私の教え子達が、各業界でおおいに活躍して台頭している事実、逆に伸び悩んだ生徒もいたかもしれないが、大半は成功している。

その子供たちが師匠の教えを受けたことを、光栄に思っていると、嘘にも言われると嬉しくも思える。学校というこの一つの出会いで、各人は大きな人間になったと思ってもらえれば、私の今までの苦労が報われる。こんな生きがいのある職業(財産)は、どこを探してもない。私は世界一の幸せ者で、財産家と思っている。


其の十一

幸せの青い鳥はどこに

幸せの青い鳥ではないけれど私たちは日常生活の毎日忙しく、送っている各人は充実感、満足感を感じる余裕さえない。それでも生きるために一生懸命なりふりかまわず頑張らなければならない。各人は幸せを求めて奮闘、努力していろいろなところに目を向けるが、なかなか幸せの青い鳥を見つけることは困難であり事実である。

中にはあせるが為に自己を失ってしまう輩もいる。本当の幸せはたくさんのお金、女性等々の欲望を満足することではなく、穏やかで平穏の生活、狭いながらも楽しい我が家こそが真の幸福ではないかと最近は強く感じるようになった。

幸せは外にあるのではなく、自分自身の中にあることを確信するようになった。


其の十二

20世紀の青年たちよ!時代に乗り遅れるな

私は最近まで極力新しい事象をさけて古い良き歴史と伝統を継承していたが、それもよいが、新しいことに目を向けることも大切であることを痛感した。時代にそぐわなくなった産業からIT(情報技術)といった暮らしの不安を解消するための産業に重点をおいていかねばならない。

とはいっても、私たちの頭の中の構造暮し向きを変えることが先決である。要望に応じて早速ハロー山梨本社では、パソコンの出来ない人に懇切丁寧に手を取り、具体的にパソコンの指導教室を開催してくれました。

誰かは、口火を切らないとなかなか腰が上がらないと私も、機械にからきし弱かった過去をもっているが、けれど勇気をもって挑戦して、最近ではパソコンの何たるかを理解することが出来るようになった。自分を誉めてやりたい心境です。

それもこれもハロー山梨でのパソコン教室のおかげです。明日からは胸を張って生活していく勇気と自信が身につきました。


其の十三

成功者と失敗者の相違点

事業で成功する人ははじめるときには、最悪のケースを頭に入れて行う。実際、最悪の事態になったときでも、平然としていられる技量を有している。失敗する人は、常にベストの状態しか物事を考えないので、最低でも月々これぐらいの収入はあるだろうと甘い予想をたててしまう。

しかも絵に描いた餅がうまいか不味いかの空論で収入を確保する根拠がない。

源が0の月もあることを想定する。たとえ収入0でも借金は返さなくてはなりません。成功している人は先々の見通しが、しっかり掌握している。このところが一番のポイントになる。

また、良い流れがあるときは、何をやっても大丈夫だが、その逆も頭に入れておくべきである。事業は最悪の事態をどう切り抜けるかは課題であり、このところを計算違いをしないことは成功への一歩である。

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